2012年12月31日

2013年の株式市場予測


新年の相場
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<年末特集>2013年の日本株展望―「脱デフレ」先取り相場で1万2000円台にトライ、年前半が勝負に

12月29日(土)9時22分配信 モーニングスター

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 「脱デフレ」と「年前半」――。この2つが相場を読み解くキーワードになる2013年相場は、不安材料をこなしつつ4−6月にかけてスケールアップする可能性が出てきた。

 いうまでもなく、前者の脱デフレは、12月26日に発足した安倍・自民党政権が経済政策で重視している最大のポイント。大見得を切って総選挙で掲げた、政策的な金看板だ。「次元が違う、パワーが違う」(安倍首相)大胆な金融政策によって、デフレ脱却を狙っている。脱デフレのメドが立たない限り、消費増税はスムーズに進まない。そう、首相自ら説いている「一丁目一番地」の政策課題でもある。

 後者の「年前半」は、その政治目標と密接に絡む。安倍内閣は1月11日に緊急経済対策をまとめたあと、15日には補正予算案を閣議決定する予定。一方、1月21−22日に日銀の金融政策決定会合が開催される。「物価上昇率2%」という安倍氏が打ち出した政治目標に対し、日銀がどう動くか。政治と金融両面で、2013年相場は1月早々から大きなヤマ場を迎えるわけだ。

 <安倍政権、“実績づくり”に傾斜>

 2月中に2013年度予算案が国会に提出されるほか、3月19日に2人の日銀・副総裁、4月8日には白川総裁の任期がそれぞれ満了となり、新総裁が選出される。脱デフレを目指す安倍自民党政権の「政治姿勢」が、こうしたイベントを通じ、ますます浮き彫りになっていく。

 衆院選で自民党は大勝したとはいえ、7月の参院選を控えているため、それに向けた「実績づくり」は喫緊のテーマ。しかも、2014年4月から消費税を引き上げるためには、13年4−6月期のGDP(国内総生産)速報値が出る8月中旬までに景気をはっきりと持ち直す必要がある。

 要するに、年前半が文字どおりの安倍政権にとっての“勝負どころ”。のんびり構えていられるはずがなく、株式マーケットも先読みを争う動きが活発化するだろう。円安是正による輸出型企業の収益改善状況を踏まえ、ヘッジファンドを中心とする海外投資家が日本株を買い直すことが考えられる。

 <海外情勢の影響は限定的>

 もちろん、マーケットである以上、まるごとの楽観は禁物。波乱含みの欧州情勢は基本的に変わっていないし、景気底打ちムードが広がっている中国経済も、上海総合指数の足どりが示唆するように、一筋縄ではいかない難題を抱えている。仮に、中国株に調整ムードが広がる局面では、日本株の足元を揺さぶりかねない。

 ただ、アンチ・ビジネスの色合いが濃かった民主党から、基本的にマーケット・フレンドリーである自民党へ日本の政権が交代した意義は大きく、海外情勢が及ぼす日本株の影響はここ1−2年に比べると、限定的なものにとどまるはず。心配されていた、いわゆる「財政の崖」リスクを米国が乗り越える見通しが立てば、米国株の巻き返しも十分に期待ができる。

 <PBR1.2倍台へ>

 東証1部上場銘柄の平均BPS(1株当たり純資産)は12月27日現在、813.4円で、PBR(株価純資産倍率)が1.05倍。日経平均225種採用銘柄ベースでは、BPSが9470.6円で、PBRは1.09倍。

 そもそも、PBRが1倍台前後の水準にあること自体、デフレ相場の呪縛から抜け出せていない証拠だ。株価プレミアムを考慮すれば、正味の資産価値(=解散価値)の2割増しのレベル、つまり、最低でもPBR1.2倍、通常なら1.3倍程度に持ち直さないと、経済は巡航軌道に乗ったと株式マーケットは評価しない。

 ちなみに、現在、米国は1.8倍、英国が1.4倍、ドイツは1.3倍台の水準にある。日経平均のPBR1.3倍の水準は、1万2300円どころ。

 脱デフレという明確な「政治の意思」に支えられた日本株は、今年前半、日経平均1万2000円台にトライするだろう。前半勝負となる2013年相場では、脱デフレ関連と円高是正メリット関連が物色の両輪。具体的には、建設、不動産、商社、メガバンク、電機・精密が中心となって循環物色される公算が大きい。景気敏感株である鉄鋼、化学、非鉄のセクターも眼が離せない。(赤間憲明)

提供:モーニングスター社

最終更新:12月29日(土)9時22分

 

posted by k at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 株 金融 証券 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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