2012年03月06日

ギリシャ CDS CAC


今頃になって、また揉めてるよ。

もう飽きたよ。

ギリシャには。

 [アテネ 6日 ロイター] ギリシャ財務省当局者と公的債務管理庁(PDMA)のクリストドウロウ長官は6日、3月8日に設定されている民間債権者との国債交換プログラムの参加期限を延期する計画はないと言明し、参加率を高めるため期限を延期するのではないかとの市場の憶測を否定した。

 ギリシャ財務省当局者はロイターに対し「債券交換の期限を延期するといううわさを否定する」と述べ、ベニゼロス財務相が5日、参加期限は延期しないと述べたことは引き続き有効だと付け加えた。

 クリストドウロウ長官もロイターに「3月8日の期限を確認する」と語った。

http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPTK810735520120306



ギリシャ無秩序なデフォルトの場合、

1兆ユーロ超の影響も



[ロンドン 6日 ロイター] ロイターが市場関係者から入手した2月18日付の国際金融協会(IIF)の文書によると、IIFは、ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥れば、危機の連鎖を食い止めるためスペインとイタリアへの外部支援の必要性が高まり、ユーロ圏への影響が1兆ユーロを超える恐れがあると警告した。

「IIFスタッフ・ノート:部外秘」と記された文書は「ギリシャ国債の無秩序なデフォルトがあれば、非常に重大かつ有害な影響が生じる。そうしたすべての偶発債務を正確に集計するのは困難だが、1兆ユーロを超えないとも考え難い」と指摘した。

IIFは民間の債券保有者が8日の期限までに国債交換でギリシャ政府と合意するよう望んでいる。

IIFの文書はまた、民間債権者との債務交換で支持が得られなければ、欧州中央銀行(ECB)が大きな損害を被る可能性が高いと予想している。

さらに、ギリシャからの影響を排除するため、アイルランドとポルトガルも一段の外部支援が必要になり、そのコストは今後5年間で3800億ユーロに達する可能性があるとみている。

IIFは、無秩序なデフォルトは恐らくスペインとイタリアへの「相当な支援」も必要とすると分析。そのコストを3500億ユーロと見積もっているほか、銀行の資本再編コストが増え、額は容易に1600億ユーロに達すると予測している。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE82504G20120306

 

自発的に債務交換に参加しない民間債権者に、強制的に損失を負担させる集団行動条項(CAC)が適用される可能性が残っているため、ギリシャのCDS値が過去最高値圏に上昇しています。
集団行動条項(CAC)が発動された場合、CDSの決済対象とみなされるためです。

http://japan-default.com/tag/%E9%9B%86%E5%9B%A3%E8%A1%8C%E5%8B%95%E6%9D%A1%E9%A0%85%EF%BC%88CAC%EF%BC%89

 

 

この点に関連し、BNPパリバ証券・投資調査本部長の中空麻奈氏は「債務削減に応じない投資家とは、ギリシャ政府が協議を継続するという形式を取り、CACを発効させても、CDSトリガーを引くことになる強制的なデフォルトには該当しないという解釈を示すのではないか。それによって債務削減に応じない投資家のトリガー発動を回避するというケースが、メーンシナリオと想定している」と述べている。

 私は、中空氏が想定するシナリオだけでなく、CDSトリガーを引くシナリオの可能性もかなりあると考える。ギリシャ財務省は3月12日までに債務交換手続きを完了させる方針を示しており、市場は2月下旬から3月上旬にかけて、CDSトリガーが引かれるかどうかをめぐり、緊張した局面を迎えるだろう。

http://jpken.weblog.to/archives/52231757.html#

 

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)決済の必要が    発生する可能性
ギリシャ政府は、民間債権者に対する債務交換のオファーを正式に発表した。銀行や保険会社など民間債権者は額面で53.5%の債務を減免、実質で73─74%の損失を負担する。8日が債務交換の回答期限。応募が不調となれば、ギリシャ政府が債務交換を強制する集団行動条項(CAC)を発動する可能性が残っている。その場合、格付け会社が、ギリシャを「デフォルト」に認定する可能性や想定元本32億ドル相当のギリシャ債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済の必要が発生する可能性も残っており予断は許さない。

http://blog.livedoor.jp/chicago555/archives/66039640.html



 2月29日(ブルームバーグ):ギリシャはクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)契約の支払い発生につながる集団行動条項(CAC)発動という手段に訴えることなく、民間投資家に提案した債務削減のための国債スワップを完了できる見通しだ。米銀ゴールドマン・サックス・グループが予想した。

ゴールドマンの債券戦略共同責任者フランチェスコ・ガルザレリ氏(ロンドン在勤)は28日付の顧客向けリポートで、「CACが発動され、CDSの支払いが発生するというのが市場のコンセンサスのようだ」とした上で、「自発的に関与する民間投資家の割合が75%を上回る可能性も排除できない」と分析。欧州通貨同盟(EMU、ユーロ圏)のパートナーの同意次第だが、ギリシャ当局はCACを発動せずに債務スワップを完了するために75%を上回れば十分との見方を示唆していると指摘した。

ガルザレリ氏は「これが実際その通りとなり、ギリシャがCACを発動してCDSの支払いを発生させることなく終われば、幅広く市場にとってプラスになる」との見方を示した。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M04MU16K50XS01.html

ギリシャのベニゼロス財務相は5日、同国は約1000億ユーロ(約10兆8000億円)規模の債務減免につながる債券交換の提案に保有者が応じると考えているとした上で、必要ならば集団行動条項(CAC)を発動して参加を強要する用意があると言明した。

債務危機の収束に向け、ギリシャ債交換はまず越えなければならないハードル。
債務交換の成否はどの程度の投資家が期限の8日までにこれに応じるかにかかっている。

 

⇒交換に応じる銀行
■ギリシャ・ナショナル銀行
■BNPパリバ
■コメルツ銀行
■ドイツ銀行 ほか

⇒交換に応じない銀行
■バーデン・ビュルテンベルク州立銀行

 

http://www.news-us.jp/article/255961428.html

 

 

「市場が今注目するのは、CAC発動が信用事由になるかどうかだ」
「市場の共通認識はCACが発動されればそれは信用事由だというものだ」
ISDAもこれが発生した後にしか判断できない

ドイツ銀行 欧州債券戦略責任者 モヒト・クマール


上の発言から、ISDAは骨抜きの機関であることが分かります。
「CDS決済はないと思っていたが、CACの発動は想定外だった」
とでも言うつもりか?


参加率が75─90%となった場合、ギリシャ政府はCACの適応を含む対応措置について欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)と協議を行う

75%の参加基準が債務再編を進める最低基準としており、それを下回った場合は集団行動条項(CAC)が発動され、ギリシャはクレジットイベント(信用事由)となる。

CAC発動に必要な3分の2以上の参加に届かない可能性についても考慮する必要があるかもしれない。

最終的には債務交換が完了した時点でCDSの支払いが発生するとみられている。

ギリシャ債務交換、主要債権者が参加表明 財務相も参加呼びかけ | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK074923020120305
ギリシャ:集団行動条項発動辞さず、交換は最善の案−財務相 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0F4646JTSE901.html
ギリシャ10年債、額面の20%割れ−集団行動条項の発動を警戒 - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M07MZ96JTSE801.html
欧米為替見通し:ギリシャの債務交換は低調、期限は今週8日(フィスコ) - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120305-00934024-fisf-market


債務交換の合意期限は8日と決められました。
ここで民間債権者がどれくらいの割合で合意するか。
合意が90%を超えればCACの発動回避となりますが、果たして超えられるのか?

http://www.news-us.jp/article/255961428.html

 

業界関係者によると、民間保有のギリシャ国債のうち約4分の1はヘッジファンドが保有しているもよう。これらのファンドは債務交換への参加の意向を明らかにしておらず、期限ぎりぎりまで決定を保留する可能性があるとの見方も出ている。
 http://www.news-us.jp/article/255961428.html

 
 ドル円レートを考慮して考えれば、

リーマン前に戻ったと本当に言えるのか怪しい水準です。

12862ドル×77/1208253.26ドル
※2/4現在のドル円=77円、リーマン前のドル円=120円として計算

ドルを希釈して株価を吊り上げているだけに過ぎないのです。QEの効果です。

困るのはドルで生活するアメリカ国民、購買力が大幅に低下しています。
日本の輸出依存企業も大損です。溜め込んだドルの含み損が膨らみ続けます。

得するのは、ドル建て負債が多いワシントンと、株高で儲かるウォール街だけです。

大統領選を前にして、嘘でも数字を吊り上げようと画策しているのです。

 

 


労働市場から退場した人々が大幅に増えた為、
失業率の母数が大幅に減り

結果、失業率の改善
というわけのわからないことに。


 

リーマン後の最高値としては、今年5月の場中に一時12876ドルを記録しました。
ここまではスルスルと上昇していく可能性があります。

その上は13000ドルの大きな壁があります。ここを超えずに反落する可能性が最も高い。

 

「売り時さえ間違えなければ大儲けできる」という噂も立ち始めています。
基本的に売り目線でいれば、大負けすることはなさそうです。

※日本が財政破綻危機なのに、最後まで投機に資金を振り向けることの矛盾は追及しません。
既に対策は完了しており、余剰資金でマネーゲームに高じる分には問題ないと考えています。
逆に全く対策してないならば、即座に資金を引き上げ現物を入手すべきということです。

 
ダウ株価は支配エリートが最も神経を尖らせる数字です。
ダウチャートを観察し、その背後に蠢く権力の意図を読み取ることが重要です。
 

http://www.news-us.jp/article/250739338.html

 

 ベニゼロス財務相は投票前に議員らに対し「ギリシャはこの国債交換によってこれまでとは異なる国になる」と発言。民間投資家が保有するギリシャ国債の交換がクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済につながるかどうかについては懸念していないと述べた。 

 ただ、CACが発動されればギリシャ債を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の決済が起こることになる。ギリシャ債の保証コストが示唆するデフォルト確率は93%。CDSを購入した投資家はデフォルトの際に額面の100%の支払いを受けられる。  

ギリシャのCDSは一時期100兆円を超える規模で膨らんでいたと言われており、
これが本当に決済されるならば、どこも引き受ける事が出来ず、金融崩壊となります。

「強制的債務再編」によってCDSの支払義務が生じるのは
債権の減少を拒んだ一部ヘッジファンド勢のみ。

このCDSのみを「残高」とカウントすれば、さらにCDSの残高は圧縮できる

ちょっと強引にも思えますが、
ギリシャがユーロ離脱、デフォルトをチラつかせて
金融機関の危機感を煽れば、「崩壊か生き残りか」の選択において、
「CDSの権利放棄」による生き残りの選択の方が合理的決断になります。

EUとしては、法律改正などでCDSを無力化する事も出来たのでしょうが、
それをすると、債権市場のリスクヘッジが無くなり債権市場が崩壊しますから、
裏でCDSの権利放棄を進めたのではないかと私は妄想します。


 

フルフォード氏が先日似たような事を言っていました。
「現在欧米の裏帳簿は46桁まで膨らんでおり、そこから0を除く作業が進められている」

これは、まさにCDSの権利放棄ではないだろうか?

CDSの買い手も売り手も欧米が大半であることを考えれば、納得がいきます。

最終的にCDSにより膨らんだバーチャルマネーをシステムから排除
CDS市場を崩壊させ、売り手に該当する金融機関を破産・解体に追い込む。
実体を伴わない現行の金融システムを計画崩壊させ、すぐさま新しい金融システムを始動する。
※今ダウや日経の価格を支えているバーチャルマネーが消えると・・??株は全て売りましょう


 
http://www.news-us.jp/article/253952602.html

 

 ■ 100兆円と言われていたギリシャ国債のCDS残高が2千5百億円に? ■


ギリシャ国債のCDSは、ギリシャの国債発行残高の4倍程度、
100兆円もあると言われていました。

ギリシャの最大の武器が、ギリシャ国債デフォルトに伴うSDSの決済でいした。
この100兆円にも上るCDSの存在があるが故、
ギリシャはデフォルトをチラつかせて、EUから有利な条件を引き出せるはずでした。

ところが、100兆円というCDS残高自体が大きな誇張がある様で
下の記事によればギリシャ国債に掛けられていたCDSは3兆7千億円となります。
posted by k at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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